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軽トラックをDIY「キャンピングカーは乗用車を改造するだけではない」

軽トラックをDIY「キャンピングカーは乗用車を改造するだけではない」

キャンピングカーに憧れを抱いている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

実はライトなキャンピングカーであれば、軽トラックのDIYで誰でも手軽に行うことができます。

そこで今回は、これからキャンピングカーが欲しいと考えている方に向けて、軽トラックでできるキャンピングカーについてご紹介します。

キャンピングカーには道を走るための条件がある

寝れるところがある

キャンピングカーは「特殊用途自動車」という自動車区分に分類されており、いくつかの条件を満たすことでキャンピングカーとしての認定を受けることができます。

キャンピングカーの乗車定員の3分の1以上の人数分の寝台が必要とされており、寝ることができる場所を設置されていることが条件の一つです。

この条件を満たしていないと一般乗用車が走る車道を走ることは禁止されています。

料理ができる

次にキャンピングカーには料理ができる施設が必須条件となります。

料理ができる場所というのは、一般的なキッチンをイメージするのと同じように、流し場や調理スペースなどの料理ができる空間のことです。

キャンピングカーの認定を受けるためには、キッチンとしてのそれぞれの場所の規定の寸法を満たしていないと、最悪の場合、違反となることがあります。

自作でキャンピングカーの作成を考えている方はよく確認しておきましょう。また、お湯を沸かせるところに関しては、水道設備が必要となりますが、ガスや電気でも可能となっています。

軽トラックをベースとしたキャンピングカーがオススメ

キャンピングカーは自作できる

キャンピングカーは自作で作成することができます。

キャンピングカーのイメージとして、ハイエースなどのボックスカーなどがあり、車種が固定されているように思う方もいらっしゃるでしょう。

中でも軽トラックでキャンピングカーができる軽キャンパーは、誰でも軽トラックとキャンパーシェルを用意するだけで手軽に作成可能です。DIYを考えている方は軽トラックを加工してみることをオススメします。

自作でキャンピングカーを作るにはトラック選びから

キャンピングシェルを自作する場合、軽トラックの制約条件を満たしていなければなりません。自作キャンピングシェルは、法律上、軽トラックの「積載物」つまり荷物扱いとなっています。

車検の際は下す必要があるため、重さ350kg未満であること(軽トラックの最大積載量が350kgであるため)軽トラックの前後方向に、車両の全長の10%以内であればはみ出してもよいとされています。

また、軽トラックの横方向へははみだしはNGのため、車幅はサイドミラーの分は入らない積載物を載せた状態での、軽トラックの高さは2500mm(2.5m)までとなっています。

DIYにはキャンパーシェルを知っておく

軽トラックにキャンパーシェルを載せた「トラキャン」のキャンパーシェル部分は荷物扱いとなります。

そして、トラックに載せられる荷物の大きさは法律で決まっており、具体的には長さは車の長さ+車の長さの10%まで、幅は車の幅まで、高さは荷物を車に乗せた状態で2.5mまでとされています。

軽トラックのDIYを考えている方は、キャンパーシェルについてより深く知っておくことでこだわりのある自作軽トラックを作成することができるのでオススメです。

キャンパーシェルの作るまでの流れ

材料加工

キャンパーシェルの作り方としてまず始めに、材料を集めことからになります。材料には木材やアルミ、FRPやボンド、シリコンシーリング材などいくつも用意する必要があります。材料を用意すれば、どのようなスタイルのキャンパーシェルにするか図面を作成します。

自分でDIYをする際は、初心者でも作成しやすい木材をベースとしてキャンパーシェルを設計することがおすすめです。

アルミパネルボディは機材がなければ満足のいく設計にすることが難しく、FRPをベースとして加工するのにも特殊な機材が必要となるため、木材を主な材料として加工作業に入りましょう。

組み立て

材料の準備と設計、加工が終了すると次の工程は、組み立ての作業になります。

キャンパーシェルを組み上げるときは、ボンドやクランプなどを使って先に固定を行い、徐々に他の材料を組み合わせていくのがオススメです。真っ先にネジなどで固定を行ってしまうと、部品がずれて、仕上がったキャンパーシェルに隙間ができてしまう可能性が起きてしまいます。

部品の密閉性を担保するためにも、作成する際は固定の仕方を意識してDIYに挑みましょう。

軽トラックに搭載

キャンパーシェルの本体が完成すれば、軽トラックの荷台に重ね合わせてみましょう。出来上がったキャンパーシェルが上手く荷台に合わさっていることができているかを確認します。

荷台に乗せて合わない場合、もう一度組み立て直すには大きな労力が必要となりますので、組み立てる際はサイズを間違えないようにすることが大切です。

まとめ

軽トラックをDIYで自分好みにすることはとても手軽です。こだわりのあるキャンピングカーにして、毎日のライフスタイルに刺激を加えてみましょう。

株式会社Lanpsでは軽トラックをカスタムした「ケーランプス」を販売しております。お客様のご要望に合った軽トラックを提供させていただきますので、柔軟にご対応させていただきます。

軽トラックをDIYしてみようと考えている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けくださいませ。

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この記事を読んで少しでも軽トラの荷台の
カスタマイズに興味を持たれたら
まずはランプスへご相談ください!

この記事の監修者

株式会社Lanps 代表 林 広幸

商用車・趣味用の車を問わず両方で役立つ軽トラを、「さらに快適に使用したい」や「機能性を向上させたい」という思いから、最適なユーティリティーカーゴボックスを開発。
お客様にニーズに合わせたご提案を行っています。