これから軽トラックの塗装を考えている方の中には、どういう風に進めていけば理想とするトラックの塗装を行うことができるのかと不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
軽トラックの塗装には2種類ありますが、細かく見れば注意すべきことがいくつもあります。
そこで今回は、軽トラックの塗装を考えている方に向けて、軽トラックの塗装方法についてご紹介します。
Contents
軽トラの塗装方法は2種類
スプレー缶での塗装
軽トラックの塗装方法には主に2種類あり、まず1つはスプレー缶での塗装です。
スプレー缶はノズルによって塗料の出具合が異なるため、ムラができやすい可能性があります。
しかし、もう1つの塗装方法で使用するスプレーガンを購入することよりも安く済むことからコスパは比較的良い傾向にあるため、予算に合わせて塗装方法を選びましょう。
使用する前にお湯で缶を温めるとスプレーの出具合がよくなるので、スプレー缶を使用して塗装する際は40度前後のお湯を用意することがオススメです。
スプレーガンでの塗装
次の塗装方法はスプレーガンを使用したやり方です。
スプレーガンはスプレー缶での塗装と比べると噴射される霧でムラができにくく、比較的塗装がしやすいのが特徴です。
しかし塗装をするにあたって空気を圧縮するコンプレッサーや圧力調整を行うエアトランスフォーマーなど、揃えるアイテムが多く、スプレーガンを使用するよりも費用がかさむことがデメリットとなります。
金額をあまりかけたくない、予算をあまり用意していなかったという方はスプレー缶でもやり方次第で十分な塗装ができますので、状況に応じた塗装方法を決定しましょう。
軽トラックの塗装方法
アイテムを揃える
軽トラの塗装方法はまずアイテムを揃えることになります。
塗料、シンナー錆び塗装用のエイジング錆び塗料、油性用の刷毛、耐水ペーパーローラー 、バケツ受け皿、マスキングテープ、ビニール手袋ウェスなどを揃えておくことがオススメです。
軽トラックの塗装は準備を怠ると後戻りができなくなってしまうため、塗装を開始したときにあれがないこれがないと困らないようにしましょう。
パーツ取り外し、パーツ磨き
次に軽トラックのパーツを取り外します。
軽トラックを塗装するにはナンバープレート、サイドミラー、ヘッドライト、テールランプなどの取り外し可能なパーツを外してから塗装に取り掛かりましょう。
本格的に塗り始める前にマスキングをしておくことがオススメです。必要以上に塗料がついてしまわないように、塗りたくない場所を保護しておくことで仕上がりを丁寧にすることができます。
そして、取り外したパーツに塗料がしみやすいように磨いておくことがオススメです。
プライマーを塗る
次にプライマーを塗ります。プライマーは建築工事などで用いられる下塗り塗料であり、主に接着を目的としたもので、塗料の吸着率をあげる役割があります。
塗料を塗り始める前に、塗装したい部分にしっかりとプライマーを塗っておくことで長持ちする色合いになるので、試してみるのがオススメです。
塗装する
プライマーで接着率が上がった状態のまま、塗装を行いましょう。
つや消し剤が多量に入っていることもありますのでムラをなくすために、よく混ぜながら塗ります。一度にたくさんの塗料をつけるとムラになりやすいので、何度も塗るつもりで薄く均一に塗ります。
かすれてしまった場合、軽く乾かしてもう一度塗ることがオススメです。
もし塗料が垂れてしまったときは、乾く前にローラーで伸ばすことでムラを無くすことができます。
軽トラックを塗装する際の注意点
業者とDIYでの料金の差を知っておく
軽トラックを塗装する際の注意点の一つは、業者とDIYでかかる金額の差を知っておくことになります。
塗装を業者に依頼すると、最低でも20万~30万円程度の金額が必要となります。
DIYで軽トラック塗装をする場合には塗装する方法によって予算がかさんでしまうこともありますが、業者に依頼するよりも金銭的に安くなる傾向にありますので、自分の思うこだわりをデザインにしたい方はDIYで実現してみるのがオススメです。
ぼかし剤を使用するときは最初と最後にも塗る
染料を塗る前にぼかし剤を吹きかける事で、カラー染料独特のざらざらした手触りを無くしやすくなります。
ぼかし剤を下地として利用するときは、仕上げにも使うことで、スプレーダストと呼ばれる塗ってすぐに起きがちのざらざらした手触りを無くしてくれるため、ツヤがでてムラなく仕上げることができます。
まとめ
軽トラックの塗装にはある程度の慣れが必要となります。
不慣れで不安、という方は業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社Lanpsでは軽トラックをカスタムした「ケーランプス」を販売しております。
お客様のご要望に合った軽トラックを提供させていただきますので、柔軟にご対応させていただきます。
軽トラックの塗装をしてみようと考えている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けくださいませ。