「軽トラ」と聞くと、農作業用の無骨なトラックのイメージがあるかもしれません。しかし実は今キャンパーなど、アウトドアを楽しむ人の間でひそかに人気になっています。そういった軽トラをおしゃれに、自分好みにカスタマイズできたらより、アウトドアライフが楽しく充実したものになるでしょう。そこで今回は、仕事にも遊びにも大活躍する軽トラのフレームを使った荷台カスタマイズについて解説します。
軽トラってどういった車?
そもそも軽トラとは「軽トラック」の略称で、軽自動車(660cc)の規格で作られたトラックのことです。普通自動車免許を持っていれば運転できるため、さまざまな業種で幅広く使われています。2WDと4WDがあり、山道など舗装されていない道を走る場合は4WDの方が向いています。
定員は2人乗りのものがほとんどです。載せられる荷物は最大350kgで、寸法は最大で幅1.48mです。長さ3.4m、高さは2.5m(地面から)までとなっており、違反すると罰せられます。カスタムする場合もこの範囲内に収めなければいけません。
軽トラのメリット
軽トラは非常に便利で実用的な車です。普通自動車免許で運転できるのに加えて、一般の軽自動車では運べないような荷物を載せられるため、引っ越しなど荷物が多い移動の時にも使えます。ほかには軽量であるため小回りがきき細い道路でも走りやすい・燃費が良い、購入費や維持費が安く済む(軽自動車よりも自動車税が安い)などです。さらに荷台が広く荷物も積み込みやすい、下ろすときも楽であるといったメリットがあります。また軽トラは需要が多いため共用部品も多く修理の際に困ることが少ない、不要になった時に売れやすいといったメリットもあります。
軽トラのデメリット
便利な軽トラは運転席・助手席が狭い、リクライニングができないため疲れるなどに注意しましょう。また軽量であるがゆえにスピンしやすい、乗っているときの振動が大きい、エンジン音が大きいといったデメリットがあります。運転席も狭いので長時間運転する際は、途中で何度か休憩を入れるようにしましょう。また荷台に屋根がなく、載せた荷物は天候が悪い時は濡れてしまうため、カバーしなければならない点もデメリットといえます。
軽トラをカスタマイズしてみよう
軽トラは多くの荷物を運べ、悪路でも軽快に走れます。仕事用としてだけでなく、アウトドアを中心とした趣味など、プライベートな時間にも使ってみましょう。「荷台が広くて荷物が多く積めるのは便利なものの、天気が悪い時はどうすれば良いのか」と思う方におすすめなのが、アルミフレームを使った荷台のカスタマイズです。一般的に自動車をカスタマイズすると費用がかさむものの、その点でも軽トラはパーツが安く手に入るため気軽に挑戦できるでしょう。
荷物を雨から守る
軽トラ荷台の最大のデメリットは屋根がないことでしょう。荷物が濡れたり汚れてしまったりすることです。そこで軽くて頑丈、風雪にも耐えられるアルミ製のフレームをセットするカスタマイズもしてみましょう。屋根が付いていないフレームだけのものと、パネルを組み立てるもの(ボックス型)があります。屋根が付いていないものはトラックシートを被せて使い、ボックス型のものであればその手間も省けます。
ボックス型のメリット
ボックス型の荷台であれば、外観を好きなデザインにするのも楽しいでしょう。シンプルで味気ない軽トラだからこそ、自分好みにかわいくおしゃれに、もしくはかっこよくもできます。また夏場の暑い時期にはパネルを開いて風を通せて、冬場の寒さが厳しい時期にも風雪から荷物を守れるのです。
用途は無限大
農作業はもちろん釣りやサイクリング・サーフィン、キャンプなどアイデア次第で活用方法は無限に広がります。これまで荷物が多い移動時はレンタカーを借りていた方にもおすすめです。内装も棚を入れるなどアレンジしやすく、移動販売用のマルシェカーとしての使い方もできます。
荷台以外のカスタム
荷台以外にもカスタムする方法はあります。キャンプ向けにSUVのように車高を高く(リフトアップ)する、逆に低くするといったものがあげられるでしょう。さらに運転席のシートを座り心地の良いものや、好みのものに替えるといったものまで、さまざまなカスタムができるのも軽トラの魅力の一つです。
まとめ
軽トラは農作業で使う荷物を運ぶ車というイメージがあるかもしれません。それ以外にも荷台の広さ、車体の頑丈さや軽快な走り、コストパフォーマンスの良さを活かして趣味や遊びにも使える用途が広い車です。軽トラを購入したら目的に合わせて荷台をカスタマイズし、自分好みの見た目や乗り心地にして、自由に軽トラを楽しみましょう。
岐阜県高山市の「株式会社Lanps」は、さらにおしゃれな軽トラが欲しい、人と差をつけたい高感度なお客様の気持ちに答える軽トラカスタム専門店です。デザインと実用性を両立した軽トラカスタマイズなら、「株式会社Lanps」までぜひともおまかせください。