軽トラを購入しようと思っているけれども、どんな車両にすればいいかわからない人はいませんか。軽トラのバリエーションは豊富で、選択肢が多すぎると確かに一つに絞り込むのは難しいでしょう。もし荷台に屋根がついていて、雨風をしのげるような車種が欲しいと思うのであれば幌付きの軽トラがおすすめです。ここでは幌の特徴やメリットデメリットなどについて、詳しくご紹介します。
軽トラの幌の基本
軽トラに幌の設置されているものも少なくありません。まずは幌とはどのようなものか、幌を取り付けるメリットデメリットについてみていきましょう。
幌とは?
幌とは、ターポリンやエステル帆布などのシートで荷台をカバーするものを指します。トラックの荷台には「幌骨」と呼ばれる金属製の枠組みを取り付けますので、簡単に崩れるような心配はありません。幌を取り付けることで、雨風や直射日光から中の商品を守れます。
幌をつけるメリット
軽トラに幌をつけることで、中の商品などを雨風から守れます。雨が降った日でも、商品を濡らすことなく運搬できます。日光もシャットアウトできるので、野菜などに焼けの発生するような心配もありません。パネルと比較すると基本布なので、軽量化が図れるのもメリットの一つです。ですから燃費の悪化も防げ、ガソリン費の節約効果も期待できます。値段も安いので、導入しやすいのもメリットの一つです。幌だけであれば5万円台で販売されているような商品もあります。パネルバンと比較すると、リーズナブルです。
幌をつけるデメリット
幌の場合、布でカバーしているので完全に雨風をしのげるわけではありません。たとえば強風の中で運転すると、幌がめくれあがってしまうこともあるかもしれません。雨も降っていれば、幌の内部に多少雨水が入ってくる可能性もあります。水を嫌うような精密機械を運ぶのには適していません。
軽トラの幌の種類
軽トラの幌は大きく2タイプに分類できます。まずはシート1枚タイプです。簡単でお手軽に使用できるのが強みです。荷台にシートをかけます。そしてゴムベルトを使って固定する形で使用できるのです。簡単に取り外しができるので、必要ないときには外して折りたたんで荷台に積んでおくこともできます。
もう一つは組み立て式の幌です。金属製の骨組みを立てて、そこにシートをかける方式です。背の高い荷物を運ぶ際に重宝します。必要ないときには骨組みを外すだけなので、着脱はそんなに難しくありません。ちょっとした屋根付きの軽トラに変身できます。
幌付きの軽トラのおすすめ利用シーン
幌付きの軽トラですが、荷物を運ぶ際はもちろんのことプライベートで利用することも可能です。主な用途についてここで見ていきますが、いろいろなシチュエーションで使用できることがお分かりになるはずです。
大きな荷物の運搬
比較的大型の荷物も幌付きであれば、運搬することも可能です。どんなサイズの幌を取り付けるかによって違ってきますが、耕運機や自転車程度のサイズのものなら積載は可能です。荷台を広く活用できるので、一人暮らしの引っ越しであれば一度に全部の荷物を載せられるかもしれません。
長距離運送
長距離移動する際にもおすすめです。長時間ドライブになると、もしかすると途中で雨に降られる可能性が出てきます。しかし幌付きであれば、多少の雨なら中の荷物を濡らさずに済むでしょう。またパネルと比較して軽量なので、ガソリンの消費量も少なく抑えられます。
農作物の輸送
雨風をしのげますし、直射日光からも中身の荷物を守れます。農作物のような傷みやすいものでも、できるだけ負担をかけることなく運搬できます。
テント代わりに
最近ではキャンプがちょっとしたブームになっています。キャンプをする際テントを組む必要がありますが、幌付きの軽トラならテント代わりとしても活用可能です。軽トラなら、荷台は1.8~2.0メートル程度あるのが一般的なので大人でも横になれるだけのスペースを確保できます。幌の中に寝袋を持ち込めば、一晩明かすことも可能です。また雨が降っても幌が守ってくれるので、荷台の中で食事を快適に取れます。
まとめ
軽トラでも幌をつけることで、荷台を雨風から守れます。また取り付けもそんなに難しくありませんし、パネルバンを取り付けるのと比較すると低コストです。さまざまなシーンで利用できるため、一度幌の搭載を検討しても良いでしょう。
トラックや軽トラのラッピングなどのカスタマイズを行っている「株式会社Lanps」では、お客様第一のカスタムを心がけています。皆さんの主な利用シーンをヒアリングしたうえで、最もマッチするカスタマイズの方法を提案いたします。アルミ材を使って製作していますので、縦方向からの衝撃にも強く、金属の弱点であるさび対策も可能です。ビジネスユースだけでなく、アウトドアの利用シーンにもフレキシブルに対応しています。カスタムを検討しているのなら、まずはお問い合わせください。